仕立て方法について
羽毛布団の仕立て方法について
当店で取り扱う羽毛布団の仕立て方法は、
一般的なものからお一人お一人のライフスタイルにより選ぶ特性のあるものをご用意しています。
その違いについて詳しく説明させていただきます。
普通立体キルト
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一般的な羽毛ふとんの仕立て方法です。
表地と裏地の間にマチを立てて、立体的なボックス状にしたキルトの中に羽毛を充てんする方法です。
お布団の中を立体的にすることで、縫製部分にも万遍なく羽毛が行き渡り、全体的に暖かくお使いいただけます。
今まで使い慣れたものがいい、ご家族どなたでも使える作りです。
二層式キルト
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寒がりの方や寒冷地にお住まいの方に最適な仕立て方法です。
1枚のお布団の中を上層と下層に分けて、それぞれの層をボックス状にしたキルトの中に羽毛を充てんする方法です。
お布団は羽毛をたくさん使えば保温性が増すと思いがちですが、実際には、お布団の中に取り込む空気量が大切です。
二層式にすることで取り込む空気量が増し、保温性がアップします。
また、上層と下層のマス目をずらすことで、熱が外へ逃げるのを防ぎます。
2枚合わせ
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お布団を2枚に分け、季節に応じて使える仕立て方法です。
お預かりのお布団を合掛と薄掛けの2枚に分けて、季節に応じて使い分けることが出来るようになる仕立て方法です。
春と秋は合掛1枚で…夏は薄掛1枚で…冬は2枚をアメリカンホックでしっかり留めて重ねることが出来るので、この1組だけでオールシーズン対応できます。
お布団の保管スペースを少なくしてお部屋を広く使いたい方ヘオススメです。
※2枚を合わせるためのアメリカンホックをお布団廻り四隅と中間に2ヵ所づつ、合計12ヵ所設置します。
ベッドバランスキルト
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重心を中央に寄せ、ベッドから落ちにくくする仕立て方法です。
お布団の中央にボリュームを持たせて、両端へ少しずつ薄くする仕立て方法です。
この特殊構造で、ベッドからお布団が落ちる心配がありません。
ベッドと身体と布団のバランスを取り、布団の安定性と保温性を保ちます。
ベッド派のための、欲しかったベッド専用の羽毛布団に生まれ変わります。
低嵩高(ていかさだか)キルト
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お布団のボリュームを落とし、すっきりさせた仕立て方法です。
お布団のブロック数を多くし、羽毛量・カサ高を多少抑え、すっきりした形を採用しました。
これは羽毛量のみを調節しないで、布団に取り込む空気量も調節する方法です。
暑がりの方や冷暖房の完備された住環境では、ボリュームだけの羽毛布団では寝苦しいもの…。寒い季節は重ね着で済ませる方法を採用し、着心地と寝心地を追求した仕立て方法です。
フィット型キルト
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ブロック数を減らし、フィット感を大切にした仕立て方法です。
お布団のブロックの数を減らし、羽毛量を多少抑えて、身体にフィットさせる仕立て方法です。
肩口や衿元にお布団がフィットし、身体をソフトに包みます。
布団が身体から浮き、肩口や衿口がしっくりこない方の悩みを解消します。
着心地を大切にした仕立て方法です。
8ヵ所ループ付き
全ての羽毛布団の側地にはカバーを取り付けるためのループを8ヵ所設置しています。
カバーの紐とループを結び付けることによりカバーと布団がズレにくくなります。