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テンセル®側地について

テンセルについて

羽毛布団に大切なのは、羽毛だけではありません。
テンセルはオーストリアの有名メーカー「レイチング」社製のサテン織りの生地です。

レンチング社製「テンセル®」は、綿よりはるかに吸放湿性があり、たくさんの汗をかいてもムレにくく、 雑菌も繁殖しにくく衛生的です。また、シルクのような光沢があり、肌触りも大変なめらかです。

当社のテンセルが使われた商品にはこちらの下げ札がついています。

テンセルとは?

  • テンセル®とは、ユーカリの木を原料とした天然繊維です。
    繊維を生成するまでに公害をほとんど出さず、人体にも環境にも優しい すぐれた素材です。

    テンセルは、コットンの約1.5倍という吸湿力で、 寝汗の「ベトベト」や布団の中のムレ感を解消します。
    いつもサラッとした寝心地です。

    繊維の構造もなめらかなので、シルクのような手触りで、 やわらかさと光沢感をも兼ね備えています。

テンセルは非常になめらかで柔らかく、肌への刺激が少ない優しい素材です。

テンセル®はコットンやウールに比べて、繊維表面が非常になめらかなので、際立って柔らかく、肌への刺激を防ぎます。
他のざらざらとした繊維表面は、皮膚刺激を起こす場合があります。
このテンセル独特の繊維構造により、シルクのような優しい肌触りと、上品な光沢感を生み出しています。

  • ポリエステル 断面図

    湿気は一切吸収されないので、お布団の中の湿度が上がりベトつきやムレの原因にもなります。

  • 綿(コットン)断面図

    湿気は吸収されますが、放湿性が足らず、綿が湿っぽくなったり、細菌増殖の原因にもなります。

  • テンセル®

    繊維表面はなめらかで、肌を刺激しないため、際立って柔らかく、シルクのような光沢感があります。

ずば抜けた吸放湿性と、完璧な湿度管理機能で、細菌の増殖も防止します。

テンセル®はコットンよりも湿度管理性能が50%以上優れているといわれています。
周囲の湿度に合わせて 適切に吸放湿を行うテンセルは、皮膚にとって最適な環境を作り出すのに役立ちます。
また、テンセルは吸収した湿度を直ちに繊維内側へと運びます。そのため、細菌増殖の温床となる湿気の膜が 繊維上で形成されることがなく、衛生的にお使いいただけます。

  • 綿(コットン)

    繊維表面が毛羽立っており、肌への刺激が手触り感に影響します。

  • 羊毛(ウール)

    繊維表面がウロコ状になっており、肌への刺激が手触り感が低下します。

  • テンセル®

    湿気(青い部分)が中心に集中しているのが分かります。
    吸湿性に優れ、繊維全体で湿度を管理しているので、湿っぽさも感じにくく、放湿性にも優れています。

テンセル®は化学薬品を全く使いません

テンセル®は、化学添加物を使わずに自然に完全に細菌増殖を抑制することができます。
実験の結果、テンセル®における細菌増殖は、他の繊維よりも大幅に少ないことが実証されています。
一方、合成繊維の場合、細菌数は最大2000倍に増えます。

テンセル®は、環境にも人間にも優しい方法で製造されています。

テンセルの原料となるユーカリの木は、農作物の生産が不可能なやせた土地でも生育する非常に たくましい樹木です。砂漠地帯でも生育するユーカリは、土壌の保護や保水能力などに好影響を与える ともいわれており、荒廃地を蘇らせることは、地球環境の保全にもつながります。

ユーカリは、人工的に水の供給や化学肥料も必要としない一方、成長過程では大量の二酸化炭素を 消費します。二酸化炭素の吸収量が減る「成木」となった時点で伐採し、再び自然発芽を始めます。 テンセルの製造過程でも、化粧品に使用されるほどの安全な溶剤を使用しており、また使用した溶剤は 破棄することなくほぼ100%が回収・再利用されるため、環境にも人体にも優しい素材なのです。

テンセル®とは、一般的な素材名称「リヨセル」のブランド名です。

綿、ポリエステル、レーヨンなどの繊維の名称と同じように、欧米ではすでに「リヨセル」として認知されていますが、日本国内で販売されているリヨセル製品やテンセル製品の品質表示タグには「再生繊維」と記載することとなっています。

「再生繊維」と言われると、一瞬「何か品質に問題があるのではないか」と考えがちですが、そういうことではありません。品質表示の記載方法は「家庭用品品質表示法」という法律によって定められており、この法律が制定された時点では、リヨセルやテンセルは比較的新しい繊維だったため認知されておらず、法律に定義されなかったため「特に法令で指定された呼び名がない繊維」という意味の分類にあてはまることになったのです。

既に海外でリヨセルが一般名称として指定されているように、日本においても経済産業省の認可がおりれば正式な素材表示は「リヨセル○○%(テンセル®使用)」と変更されることになります。